昨年12月18日、総務省が「スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針」を策定。スマートフォンの料金や端末販売に関して、講ずべきだとする措置を携帯電話事業者に対し要請しました。
この対応を受けて、通信大手からも色々な「低価格プラン発表」がなされています。先のソフトバンクに続き、NTTドコモからもデータ通信をあまり使わない家族に向けたデータ通信プラン『シェアパック5』が発表されたようですね。
■ドコモが家族向け5GBデータプラン『シェアパック5』発表、「一人あたり5000円以下でスマホが使える」とアピール(engadget)
先の下記コラムでも書いたのですが、一見かなりお得になった感じがありますが、もちろんここには端末代金は含まれていません。「0円販売中止」により端末代金自体が高くなるのであれば、トータルでみると数字ほどのお得感がないという事にもなりかねません。今後の端末代金の動向にも注視が必要ですね。
■[今週の気になる] スマートフォン低価格プラン発表!について考えてみる〜Smarket査定結果も^^
ということで今回の本題はこちら「毎月500MB未満まで無料で使える高速モバイル通信サービス「0 SIM」始動!」についてです。IIJmioを始めとして、このところのMVNO(仮想移動体通信事業者)の伸びは凄いですね。
ちなみにMVNOとは…
仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator, MVNO)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。移動体通信事業者(MNO)の卸売をうけたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。(Wikipediaより)
のことをいいます。自分もAndroid Zenfone5 SIMフリー端末にて「IIJmioデータ通信 3GB」を契約しておりますが、通信速度も安定しており日々快適に活用しています。
そんな中、つい先日So-netから「0 SIM」という新サービスが発表されました。こちらのサービスの特徴は「毎月500MB未満まで無料で使える高速モバイル通信サービス」というもの。毎月500MB未満までなら通信料金は一切かからないのですから、これはある意味画期的です。