
2017年頃から日本でもスマートスピーカーが販売開始され、現在では「Google Home」や「Amazon Echo」を中心に色んなタイプのものが販売されています。
そういう自分も2017年「Google Home」「Google Home Mini」が日本で発売開始になってすぐに購入したのですが、初代「Google Home Mini」は今でもリビングで毎日活躍してくれています。
そんな大活躍中の初代「Google Home Mini」ですが、一つだけ気になっていたのが音質。言葉が聞き取りやすい中音域中心の音なので、低音が弱いんですよね。とくにスピーカーとして音楽を聴きたい、という場合には正直物足りないい感がありました。
そんな折、「Google Play Music(YouTube Music)」会員に向けてスマートスピーカー最新機種「Google Nest mini」プレゼント、という太っ腹企画が開催され、自分の手元にも「Google Nest mini」が無事到着。
ということで今回は次回引き続き、スマートスピーカー最新機種「Google Nest mini」のアプリ設定から実際の使用感までをお届けしたいと思います。
↓前回コラムはこちらから↓
■スマートスピーカー最新機種「Google Nest mini」がやってきた!開封の儀からファーストインプレッションまで~初代「Google Home Mini」とはどこが違うの?
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・Google Homeアプリを使って、Google Nest miniを設定する~
それではiPhoneのGoogle Homeアプリを開いて、設定をしていくことにしましょう。デバイスのセットアップ(1台)から「付近のデバイス(Nest Mini)」を選択して次へをクリック。

「音は聞こえましたか?」音が聞こえたならば、正しくNest Miniに接続されています。

次に「このデバイスを使う場所」を設定します。複数台スマートスピーカーを持っている方は、この設定が大切。今回登録するNest Miniが他の機種と区別できるように設定しましょう。(後から変更することも可能)

Wi-Fiに接続します。

こちらから「Voice Match 機能」を設定します。家族みなで利用したい場合には「Voice Match 機能」を使うことで、最大6人までの声をGoogle Homeに登録でき、ユーザーごとにサービスを使い分けることができます。

こちらの内容に従って、Voice Matchに使用する為の声を登録します。3回規定の文章を読み上げます。

アシスタントの声も「音声1(女性)」「音声2(男性)」と2パターンになりました。これまでは女性の声だけだったので、今回は男性に変更してみることに。

こちらから「YouTube Music」をデフォルトの音楽サービスに設定します。YouTube Musicがデフォルトで設定できるようになり、聴ける音楽の幅が広がって嬉しい。(フルで使用するにはYouTube Music会員になる必要があります)

「動画サービスのリンク」なども。アシスタントに話しかけるだけで動画サービスを楽しむことができます。(個別会員になり、TVなどとIoT接続する必要あり)

こちらからは「Google Duo」という音声通話機能を設定することができます。高品質の音声通話をスピーカー越しにやり取りすることが可能。(自分は余り使う予定がないので未設定)

以上でGoogle Nest mini設定完了。あとは「OK Google」と話しかけるだけで、調べ物をしたり、ニュースを聴いたり、音楽を聴いたり、色んな操作が音声だけでできるようになりました。
・簡易ビデオを撮ってみた~
6秒間の簡易ビデオを撮ってみました。まずは「OK Google ニュース」と聞いてみました。スピーカーからの声の感じや反応なども、何となくお判り頂けるかと思います。
こちらでは「OK Google 天気」と聞いてみました。声の反応もいい感じ。音声もはっきりとクリアな音で聞こえて気持ちいい。

・しばらく使ってみた印象はどんな感じ?
まず初代Google Home Miniと比較してみても、機能のバージョンアップ感が凄いです。Voice Match、Google Duo、YouTube Musicなど、初代では活かしきれなかった機能が満載で素晴らしい。
声の反応も凄くよくて、聞き取りやすい印象。「OK Google 今日はどんな日?」と聞くだけで、時刻から気温、天気、最新ニュースまで流してくれます。
・音楽ストリーミングサービスの使用感は?音についてはどんな感じ?
音楽ストリーミングサービスは「YouTube Music」「Google Play Music」「Spotify」「うたパス」「AWA」「dヒッツ」などに対応。初代の頃には「Google Play Music」「Spotify」の2つにしか対応していなかったので、かなり進化している印象。
また初代Google Home Miniは、低音がかなり弱くて正直音楽スピーカーとしては辛いものがあったのですが、Google Nest miniは初代の2倍低音が出るようになったということで、音楽再生時にもその違いを感じることができます。
ボリュームを上げすぎると若干音割れする感じはありますが、音楽スピーカーとして見てもまぁ及第点かなという感じ。BOSEなど音楽専用スピーカーと較べてしまうと見劣り感は否めませんが、スマートスピーカーとしては頑張っている方ではないかと思います。
・「Google Nest mini」まとめ~いいところ、いまいちなところ~
ということでここまでの「まとめ」として、いいところ、いまいちなところを並べてみると、
いいところとしては、スピーカーとマイク機能が大きく進化しているところ。とくに低音が初代の2倍のサウンドになったとのことで、この辺りはリアルにその違いを肌で感じることができます。また壁掛けが可能になったのも、なにげに便利。
いまいちなところとしては、DC電源になったのでモバイルバッテリーなどでの充電が不可になったところ。スピーカー性能がアップしたことで仕方ないところかもしれませんが、ここはちょっと残念なポイント。
初代の一番のネックポイント、低音の弱さ(音バランスの貧弱さ)が改善されて、音楽スピーカーとしても活用の範囲を広げたGoogle Nest mini。日頃からGoogleガジェット&アプリを活用している方ならば、初めてのスマートスピーカーとしてはベストな選択になりそう。
今後も日々色々な場面で、活用していきたいと思います。(^_^)v
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