あの豊臣秀吉が一夜にして築いたと伝えられる「墨俣城(墨俣一夜城)」を見学〜幻の墨俣一夜城が歴史資料館として現代に蘇った〜

墨俣城(墨俣一夜城)

永禄9年(1566年)木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が一夜にして築いたと伝えられるのが「墨俣城(墨俣一夜城)」。現在の岐阜県大垣市墨俣町墨俣にあったといわれる戦国時代の幻のお城。

築城時期は不明。長良川西岸の洲股(墨俣)の地は交通上・戦略上の要地で、戦国時代以前からしばしば合戦の舞台となっていた(墨俣川の戦い)。1561年(永禄4年)ないし1566年(永禄9年)の織田信長による美濃侵攻にあたって、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)がわずかな期間でこの地に城を築いたと伝えられている。これがいわゆる墨俣一夜城であるが、不明な点が多く、様々な議論がある。(一夜城の伝承自体を否定する説も)(Wikipediaより抜粋)

現在、墨俣城跡の北西側は一夜城跡として公園に整備されており、公園内には大垣城の天守を模した墨俣一夜城歴史資料館が建てられています。史実上の外観とは異なるお城ですが(実物は簡易な建築や柵で構成されたものであったとされる)その場の雰囲気を感じたく、墨俣城(墨俣一夜城)を訪れてみることに。

大垣市内からもほど近い場所「大垣市墨俣町墨俣1742-1 / 0584-62-3322」に建てられています。周りにはこんな感じに桜並木が整備され、この時期は緑が鮮やか。春にはお花見の人々で賑わいそう。

↓大垣城を訪れた際のコラムはこちら↓
岐阜大垣巡り「大垣城」まで見学遊びにいってきました〜

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墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが橋の手前から眺めた「墨俣城(墨俣一夜城)」。この橋の迎え側に駐車場(5台分ほど)があります。この日は日曜日ということもあり、引っ切り無しに車が訪れていました。

墨俣城(墨俣一夜城)

橋の中央から眺めた墨俣城(墨俣一夜城)。実際にはこんな立派なお城が建っていた訳じゃないと思いますが、雰囲気が感じられてこれはこれでいい感じ。

開館時間 / 9時00分から17時00分まで(入館受付は16時30分まで)
休館日 / 月曜日(その日が祝日にあたるときはその翌日)年末年始(12月29日から1月3日)
入館料金 / 一般:200円(20人以上の団体:150円)、18歳未満無料

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが目の前に流れる犀川。河川敷の向こう側には、長良川が流れています。犀川の河川敷駐車場も利用可能とのこと。(河川敷駐車場からだと往復で約40分ほど)

墨俣城(墨俣一夜城)

墨俣城(墨俣一夜城)天守閣が目の前に迫ってきました。大垣城にも似た感じの造り。5階建てでしょうか。

墨俣城(墨俣一夜城)

天守閣の屋根には、金の鯱の姿も。

墨俣城(墨俣一夜城)

近くで見ると、そこそこの大きさ。想像していたよりはかなり立派な造り。

墨俣城(墨俣一夜城)

橋を渡った中央には「木下藤吉郎秀吉の像」もあります。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが入り口付近。「墨俣一夜城」の大きな石像も。

墨俣城(墨俣一夜城)

墨俣一夜城の脇に入ると秀吉の馬印でもある「ひょうたん」が飾られています。(秀吉の馬印のことを、千成瓢箪と言います)

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが「太閤秀吉 出世の泉」。ひょうたんの形の石像から井戸水が湧き出ています。秀吉出世の由緒あるお城ということで、ひょうたん共々こうした石像が造られたのでしょう。水が冷たくて気持ちいい。

墨俣城(墨俣一夜城)

それでは石段を上り、天守閣内を見学していきますか。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらの入り口で入館料「一般200円」を支払い入場。200円はなかなか良心的。

墨俣城(墨俣一夜城)

墨俣一夜城 歴史資料館」の案内。フロアは全5階建てになっていて、想像以上にちゃんとした造りの歴史資料館になっています。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが「秀吉馬印の起源」。秀吉の馬印「ちょうたん」と「掛け軸」が飾られています。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらでは音声で墨俣城(墨俣一夜城)についての解説を聴くことができます。展示物もなかなかリアル、当時の町並みをイメージすることができます。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが武将が着る「甲冑」。戦国時代に実際に使われていたものでしょうか。綺麗な状態で保存されています。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが忍者が着る「鎖帷子」見るからに重たそう。この時代には本当に忍者がいたんですよね。

墨俣城(墨俣一夜城)

途中の天窓から眺めた景色。渡ってきた橋が見えます。

墨俣城(墨俣一夜城)

本物の「」も展示されています。こちらも状態がとても良くて、もの凄く切れそう。

墨俣城(墨俣一夜城)

種子島鉄砲」も飾られています。いわふる火縄銃でしょうか。こちらもまた綺麗な状態で残っています。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが「絵本太閤記」。絵と文字で描かた太閤記。絵が付いているので、当時の様子がよくわかって面白い。

墨俣城(墨俣一夜城)

天守閣5階最上階まで上がってきました。四方が窓になっているので、360度周りの景色を見渡すことができます。

墨俣城(墨俣一夜城)

下に見えるのが「犀川」でしょうか。川と緑と山に囲まれた美しい場所。

墨俣城(墨俣一夜城)

下方には駐車場から渡ってきた「橋」が見えます。

墨俣城(墨俣一夜城)

遠くを見渡すとその奥には「長良川」が流れています。長良川はさすがに大きくて雄大。町並みの向こうには山々が連なっています。

墨俣城(墨俣一夜城)

橋の下を流れる水面が輝いて美しい。1562年6月中旬頃、雨で戦闘が中断している中、上流から流した材木を組み立てて一夜にして墨俣城を完成させたと言う逸話が残っています。きっとこの辺りの川の流れを巧みに使って、一夜城を完成させたのでしょう。

当時は現在と流路が異なり、木曽川・長良川・揖斐川の三川がここ墨俣に集結していたと言う事で、大きな3つの川に繋がるだけでなく街道も通っており、かなりの重要拠点だったと考えられています。

織田信長が美濃に進出する過程で、当時の墨俣が大変重要な戦略拠点であったことは間違いありません。墨俣一夜城がどこまで事実だったかは未だに謎ではありますが、戦国時代ならではのロマンが感じられて思わず胸が熱くなります。

墨俣城(墨俣一夜城)

こちらが入り口で購入したお土産「墨俣一夜城 草履キーホルダー」200円。木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、冬の寒い夜に織田信長が出かけた際に、草履を懐に入れ暖めておいて差し出したという話は有名。そのことがきっかけで信長に重用されることになったとも言われています。

黄金の草履と鈴が付いていて、縁起担ぎにもなりそう。200円はお値打ち感あり。

墨俣城(墨俣一夜城)」は実際に現存するお城という訳ではありますせんが、逸話も含めてロマンが感じられ、なかなか楽しめました。天守閣からの景色も見応えがあるので、大垣方面を訪れた際には、一度立ち寄られてみてはいかがでしょうか。(^_^)v

墨俣城(墨俣一夜城)

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