山下達郎氏に見出された屈指のメロディメーカー村田和人さん永眠〜哀悼の意を込めて…

2016年2月22日、日本屈指のメロディメーカー村田和人さんが62歳にて永眠との知らせが届いてしまいました。こちら「村田和人オフィシャルブログ」の方にも「お知らせ」として息子さんからの書き込みが掲載されました。

村田和人、あの山下達郎氏に見出された屈指のメロディメーカー。1980年台、カセットテープ「マクセル」のCMで使用された曲「一本の音楽」がスマッシュヒットし、何となく聞き覚えのある方もきっと多いかと思います。自分はといえば、元々山下達郎が大好きだったこともあり、彼のラジオなどから村田和人の存在を知りました。

初めて村田和人のデモテープを聴いた山下は村田を高く評価し「もし、このシンガーが世に出なかったら「電話しても」を自分で歌おう」と思ったほど惚れ込んだということ。あの山下達郎が惚れ込んだ彼、その後に彼のレーベル「MOONレーベル」からデビューすることになります。

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こちらの曲「一本の音楽」が入ったアルバム「ひとかけらの夏」は、当時気に入ってよく聴いていました。プロデューサーに山下達郎を迎え、竹内まりやも参加しています。

山下達郎は自らもポップス職人というほどで、その爽やかで伸びのある歌声が素晴らしいのですが、村田和人は達郎と似ているようで若干路線が違います。もう少し中高音の声質で、音的にもロック色が強いです。ブリティッシュ・ハードロックも聴いていたという事で、若干ブルージーなフィーリングも漂います。

それに何といってもやはりあの歌声が素晴らしいんです。伸びと声量のあるその歌声は、聴く者の心を一瞬で掴んで離しません。こちらのライブは、杉真理氏と2人のライブ。杉真理はあのサントリーCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」の楽曲を作っている人。こちらのライブも臨場感たっぷりで素晴らしいですね。もうこの生歌を聴けないのかと思うと、ほんと悲しくなります。

こちらのアルバム「太陽の季節」もよく聴いたアルバム。バンドサウンドを中心とした楽曲が多く、曲もメリハリがあって大好き。とくに夏場に大音響で聴くと、テンションが上がります。彼の楽曲は、どれも風景が浮かんでくるんですよね。音だけではなく、歌詞がまたいいんです。

自然体で日常をさりげなく歌っているのですが、目線が独特で小説のストーリーが浮かんできます。小説家「片岡 義男」の世界をそのまま音にした感じとでもいうのでしょうか。だからこそ聴いていてとても心地がいいんです。この曲はそのアルバム1曲目の楽曲「134号ストーリー」。海の情景が目の前に浮かんでくる大好きな曲。

それにしても62歳というのは余りにも早すぎますよね。もっともっと彼の歌声を聴かせて欲しかった。今週は彼の歌声を聴きながら、想い出に浸る週にしたいと思います。

村田和人さん、永遠に安らかに。


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